会誌「電力土木」

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報告 水力

滝野発電所改修工事の概要

 

安齋  清

東北電力(株) 福島技術センター 土木課 課長

安齋 正智

東北電力(株) 福島技術センター 土木課 副長

石塚 俊一

東北電力(株) 福島技術センター 土木課

概 要 東北電力(株)滝野発電所は,福島県の北部に位置する水力発電所である。明治43年 7 月より運転を開始して以来100年が経過し,主要設備の老朽化が進行していた。加えて平成23年 3 月の東日本大震災による被害で発電不能となり,発電所の改修工事を行うことになった。発電所は,環境への配慮や保守の省力化を考慮して設備を見直し,最大使用水量3.756 m3/s,最大有効落差29.190 m,最大出力900 kW の水路式発電所として平成24年10月から着工し,約 2 年半の工事期間を経て,平成27年 2 月に運転を再開した。本稿では,改修工事の概要について報告する。
 キーワード:水力発電,水圧鉄管,放水路,橋,再開発

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